段階1:解放 |
到達点:「自分自身と自分自身の必要を大事にすることは許されない」の放棄 |
根源的恐れ:人から求められず、愛される価値がない |
行為 | 態度 |
無条件で愛する | 自己を育てる |
喜びに溢れた | 愛他的 |
明るく晴れやか | 私欲がない |
心底から慈悲深い | 私心がない |
節操の堅い | 慎み深い |
不屈の愛 | 優雅 |
段階2:心理的受容力 |
根源的欲求:無条件に愛されたい |
副次的恐れ:自分自身の必要と否定的な感情が人との関係を損なう |
行為 | 態度 |
愛する | 共感的 |
面倒を見る | 気遣う |
無私無欲 | 他者志向 |
気配りが良い | 寛大な |
心温かい | 同情心が篤い |
情熱的 | 真摯な |
段階3:社会的価値 |
副次的欲求:他の人たちのためになることをしたい(自分の好意的な感情と自己像を強化するため) |
恐れ:他の人たちのためにしてあげてきたどんなことも、相手の愛を得るには充分ではないのではないか(他の人たちは自分のところに来ようとしないから、もっと自分から出て行かなければならない) |
行為 | 態度 |
与える | 人を支える |
気前が良い | 感謝の心を持つ |
相手を元気付ける | 同情的 |
人の助けになる | 人を育てる |
表情豊か | 献身的 |
案内役 | 賛美する |
奉仕的 | 情愛深い |
段階4:不均衡 |
欲求:求められたい 他の人たちの側にいたい |
恐れ:自分の愛する人たちが自分以外の誰かをもっと愛するのではないか |
行為 | 態度 |
見せびらかし | 善意の |
賛意を表す | 感傷的 |
お世辞たらたら | 案じる |
浮ついた | 打ち解けた |
人を喜ばす | 憧れの |
進行を求める | 身体で触れたがる |
分かち合い | 敬虔な・精神的 |
説得力のある | ふざけを許さない |
段階5:対人関係支配 |
欲求:必要とされたい 自分自身を他の人たちに必要とさせる |
恐れ:自分も自分の助けも当たり前の事として受け止められているのではないか |
行為 | 態度 |
出しゃばりな | 強い所有欲 |
親密 | 自己犠牲的 |
誰にも声をかける | 心配性 |
こびる | 隠れた動機 |
求められない忠告 | 感じやすい |
纏わり付き | 嫉妬深い |
噂好き | 典型的相互依存 |
あなたならできる | 感情が詰まった |
支配的 | 自己中心的 |
段階6:過補償 |
欲求:承認されたい 自分の美点、善良さを認めさせたい |
恐れ:自分は他の人たちを追いやっているのではないか |
行為 | 態度 |
横柄 | 尊大ぶる |
恩着せがましい | 自己満足 |
高飛車 | 強い自惚れ |
誠意のない | 自信家ぶる |
思慮分別のない | 差し出がましい |
条件付きの愛 | 自己満悦 |
不満たらたら・殉教者 | 心気症的 |
密かに傷つける | 対立的 |
段階7:侵害 |
欲求:利己的なこと・間違ったことは何一つやらなかったという確信を保っていたい(どんな犠牲を払ってでも他人にしがみつく) |
恐れ:自分の愛する人を永久に遠ざけてしまったのではないか |
行為 | 態度 |
人を操る | 自己正当化 |
人を咎める | 自己欺瞞的 |
罪悪感を植えつける | 合理化 |
息苦しくさせる | 芝居がかった |
望みをくじく | 気落ちした |
摂食障害 | 激怒する |
身体化人格障害的 | 報復的 |
感情や言語が過激 | |
段階8:妄想脅迫衝動 |
欲求:どんなことをしてでも誰からでも愛してもらいたい |
恐れ:自分はダメな人間で、他の人たちを傷つけてしまったのではないか |
行為 | 態度 |
高圧的 | 当然自分はして良い |
気まぐれ | 飽くことを知らない |
性欲を行動に移す | 押し付けがましい愛 |
むさぼる | 悲嘆に暮れた |
無茶無謀 | 恩返しを強要する |
みだらな言動 | 限界がない |
食い物にする | |
段階9:病理的破壊 |
欲求:仲違いし傷つき悩むことで自分自身を擁護したい |
臨界点:自分は求められも、愛らしくもなくなってしまった |
行為 | 態度 |
寄生的に依存 | 犠牲にされたと感じる |
煩わしい | つけ込まれたと感じる |
病的 | 心身症的人格障害 |
身体の衰弱 | 感情を使い果たす |
何もできない病人 | 無情冷酷 |
破壊的 | |