段階1:解放 |
到達点:「自分やあらゆることを客観的に判断する立場にいる」の放棄 |
根源的恐れ:腐敗堕落し、不道徳で、不完全であること(調和が取れていない) |
行為 | 態度 |
賢明 | 受容 |
思いやり深い | 生の肯定 |
高潔な | 太っ腹の |
寛容な | 現実的そのもの |
希望を与える | 希望に満ちた |
親切、純粋 | 曖昧さを受け入れる |
段階2:心理的受容力 |
根源的欲求:善良でありたく、首尾一貫していたく、すべてにバランスが取れていたい |
副次的恐れ:個人的な感情と衝動的行為で道を誤ることになるのではないか(理性を失う) |
行為 | 態度 |
合理的 | 良心的 |
客観的 | 道徳的 |
節度のある | 理性的 |
分別がある | 明敏な |
思慮深い | 価値を見極める |
控えめな | 泰然自若 |
段階3:社会的価値 |
副次的欲求:自分の良心と理性に従って行動したい |
恐れ:他の人たちは自分たちの規範に関心を持たないのではないか |
行為 | 態度 |
責任を取る | 節操が高い |
嘘を言わない | 使命感 |
自己規律がある | 倫理的 |
理路整然 | 公明正大 |
公平、公正 | 果断 |
実例で鋭く | 熱情的 |
洗練された | 確信を持つ |
段階4:不均衡 |
欲求:自分自身も周りの世界も「きちんと」し、より良くしたい |
恐れ:自分自身の理想から外れたと非難されるのではないか |
行為 | 態度 |
懸命に努力する | 理想主義的 |
革命的 | 駆り立てられた |
議論好きの | べき、ねばならぬ |
矯正したがり | エリート主義 |
指示好き | 確信している |
弁明的 | 進歩させよう |
緻密な | まじめ |
あこがれ | 何事によらず期待する |
段階5:対人関係支配 |
欲求:人生のあらゆることが自分の理想に合致しているべきである |
恐れ:他人は自分が勝ち得た秩序とバランスを「台無し」にするのではないか |
行為 | 態度 |
規律正しい | 自制的 |
非情 | 我慢しない |
自説を曲げない | 怒りっぽい |
融通が利かない | 狭量・素っ気ない |
時間厳守 | 几帳面な |
無愛想、ぞんざい | 自己批判的 |
丹念 | やましく感じる |
厳しい、はしょる | 感情を抑えつける |
気難しい | ふさぎ込む |
段階6:過補償 |
欲求:自分の掲げる理想・基準に合わないとして他者を非難する |
恐れ:現実には自分の理想が誤っているのではないか |
行為 | 態度 |
批判的 | 善悪で判断しがち |
人を困らせる | 腹を立てた |
誤りを指摘する | 完璧主義的 |
すぐ異を唱える | 口やかましい、要求する |
嫌味を言う | 妥協しない |
道を説く | 思いやりが無い |
癇に障る | 厳格、規則に厳しい |
仕事中毒 | 相手を見下す |
わがまま勝手 | 自己憐憫的 |
段階7:侵害 |
欲求:自分自身も無言の批判(自己からも他人からも)も正当化したい |
恐れ:理性を失いつつあるのではないか |
行為 | 態度 |
柔軟性が無い | 異論に不寛容 |
辛辣 | 独り善がりの |
話合い無用 | 自己合理化 |
心を閉ざした | 絶対主義的 |
筋が通らない | 手厳しい |
過酷な、痛烈な | 人間嫌い |
冷ややかな | 抑鬱的 |
段階8:妄想脅迫衝動 |
欲求:自分の無意識・非理性的な衝動を意識して統御したい |
恐れ:自分自身の統御を全て失いつつあるのではないか |
行為 | 態度 |
矛盾している | 強迫神経症的 |
偽善的 | 衝動脅迫的 |
フェティシズム的 | 物に取り憑かれた |
不正直な | 押しのける |
専横的 | 凝り固まった |
自罰的 | 苦しめられる |
段階9:病理的破壊 |
欲求:自分の強迫観念や感情面の混乱の明白な原因から自由になりたい |
臨界点:道徳を踏み外し、「邪悪」になり、欠陥人間・偏った人間になる |
行為 | 態度 |
苦痛を与える | 非難がましくけなす |
残酷な | 憎しみに満ちた |
激怒した | 無慈悲 |
攻撃的 | 怒り狂う |
サディスティック | ヒステリック |
自己破壊的 | 自暴自棄 |