段階1:解放 |
到達点:「自分の価値は相手から前向きに評価されるところにある」の放棄 |
根源的恐れ:値打ちがない |
行為 | 態度 |
正真 | 内面志向 |
偽りのない | 自己受容 |
感動させる | 謙遜 |
高く評価される | 満足した |
謙虚で控え目 | 愛情のこもった |
善意に満ちた | 慈悲深い |
段階2:心理的受容力 |
根源的欲求:自分の存在は価値も値打ちもあると感じていたい(他の人たちを失望させるから) |
副次的恐れ:自分は拒絶されるのではないか |
行為 | 態度 |
賞賛すべき | 適応力がある |
好もしい | 他者志向 |
魅力的 | 現実的 |
チャーミング | 自信を持った |
精神的・情緒的に安定 | 目的を持った |
落ち着いた | 限りない可能性 |
段階3:社会的価値 |
副次的欲求:自分自身を伸ばす(なれるものならどんなものにもなりたい) |
恐れ:人に後れを取るのではないか 他の人たちより見劣りするのではないか |
行為 | 態度 |
自己陶冶 | 目標志向 |
傑出した | 野心的 |
結果を出す | 自信に満ちた |
適任の | 意気盛ん |
敏腕 | 絶えず努力する |
伝達者 | 集中した |
動機付ける | 粘り強い |
よく働く | 自分に投資する |
段階4:不均衡 |
欲求:他の人たちより人目を引きたい 注目されたい、まわりから高く評価されたい |
恐れ:他の人たちから好意的な評価を失うのではないか |
行為 | 態度 |
演技する | 成功志向 |
目的達成 | 他と比べる |
出世志向 | 地位身分を意識 |
自己拡大 | 競争心旺盛 |
きちんとしている | 閉鎖的 |
駆け引きのうまい | 駆り立てられた |
外見の体裁が良い | 報酬を得ようとする |
順応 | なだめすかす |
段階5:対人関係支配 |
欲求:自分自身に好意的な印象を作り出す(印象付ける) |
恐れ:他の人たちは自分を見抜いているのではないか 自分に恥をかかせるのではないか、面子を失うのではないか |
行為 | 態度 |
便宜主義的 | イメージを意識 |
期待に添う | 練習を積んだ |
気が変わりやすい | 前もって考えた |
外面を飾る | 人間味がない |
手際が良い | 感情から切り離された |
実利的 | 相手を「読む」 |
専門的・職業的 | 親密さの問題 |
友好的 | 自己不信 |
悦に入った | 義務から解放された |
段階6:過補償 |
欲求:自分の心像は本物であると自分自身にも他の人たちにも確信させたい |
恐れ:失敗しかけているのではないか 自分の主張は空虚で不正直なのではないか |
行為 | 態度 |
自分を売り込む | 仰々しい |
これ見よがし | 自分のことで夢中 |
業績誇張 | 自愛的 |
あからさまな競争心 | さげすみ |
冷笑・嘲笑 | 傲慢 |
魅惑的 | 嫉妬深い |
ポーズ | 心中の貧困 |
懐柔 | 非現実的 |
段階7:侵害 |
欲求:自分はまだ人より優れ、信頼できるという幻想を保ち続けたい |
恐れ:非難・攻撃を受ける、他の人たちが自分に好意を持ってくれる理由をなくす(自分を賞賛する理由は何もない) |
行為 | 態度 |
人を騙す | 節操がない |
隠す | 人のものを欲しがる |
手を抜く | 敵意を持つ |
こそこそ振舞う | 内面の空虚さ |
注意を逸らす | 情感に欠けた |
軋轢を生む | 重要でないと感じる |
不適切 | 感情が麻痺 |
段階8:妄想脅迫衝動 |
欲求:自分の虚偽の主張を支えるためにはどんなことでもしたい(一方で自分の意図は形跡を隠したい |
恐れ:自分の嘘や空虚さが暴かれるのではないか そうすれば破滅だ |
行為 | 態度 |
ご都合主義的 | 二枚舌 |
搾取的 | 狼狽を押し殺す |
裏切る | 後悔しない |
妨害する | 自暴自棄 |
策を弄する | 進退窮まったと感じる |
病的虚言癖 | 自己から切り離された |
没個性的 | 意識・人格から解離 |
段階9:病理的破壊 |
欲求:自分を脅かすものや、自分に欠けているものを思い出させるものは何でも誰でも滅ぼしたい |
臨界点:自分は値打ちがないとして拒絶される |
行為 | 態度 |
仮借のない | 偏執狂的 |
極悪非道 | 悪意に満ちた |
悪徳 | 復讐心に燃えた |
精神病的 | サディスティック |
人格分裂 | 捨て鉢 |